BMW本社内にある「BMWミュージアム」は、ミュンヘンの人気観光スポット。
「BMWに興味がない人は退屈な場所なのでは…」と思いますよね?
しかし実際に訪れてみると、車が好きな人はもちろん、あまり詳しくない人でも楽しめる、まるで映画の中にいるような近未来ミュージアムでした。
この記事では、実際に見て感じた建築の迫力、展示の面白さ、写真スポットとしての楽しみ方まで、BMWミュージアムの魅力を現地体験からご紹介します。
【この記事でわかること】
- BMWミュージアムの魅力とリアルな体験談
- コンセプトカーからクラシックモデルまで幅広い展示内容
- 写真撮影スポット&旅行者目線のおすすめの過ごし方
- 公式情報とチケット・アクセス・開館時間など
「車に詳しくないけれど、美しさや空間演出には惹かれる」——そんな方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。
BMWミュージアム|目印はシリンダーの形状をした建物
地下鉄U3「Olympiazentrum」駅で降りた瞬間、視界に飛び込んできたのはSF映画さながらのシリンダー型建築——BMW本社です。
私は初めてこの場所に立ち、工業デザインの迫力に一瞬足が止まりました。
その隣に広がる低層の円形建築がBMWミュージアム。
周囲にはミュンヘン・オリンピアパークや有名スタジアムもあり、都市全体が“構成された舞台空間”のように感じられました。
未来のショールーム感|空間演出に惚れ込む
私がまずびっくりしたのは、建物の形!
ミュージアム全体が、未来の映画に出てきそうな丸い形で、中もカッコイイ近未来空間なんです。
私が最初に足を止めたのは、まさかの“未来の車”ブースでした。
ガラス越しに展示されていた流線型のコンセプトカーは、近づくと微かにライトが点滅し、まるで意思を持っているかのよう。
「あ、これ、きっと子どもが夢中になる車じゃない?」と思わず心の中でつぶやきながら見入ってしまいました。
美術館というより照明演出が完璧な舞台セット
ライトの使い方、音楽、プロジェクションマッピングなど、「展示の見せ方」自体がエンタメのようで、見ているだけでワクワクしました。
たとえば昔の広告ポスターや、ミニチュア模型、映画のワンシーンのような空間もあり、「車」だけでなく「時代」を感じられる展示もたくさん。
未来感あふれる建築と空間演出|写真スポットもたくさん!
私が特に気に入ったのは、未来のコンセプトカーコーナー。
「これ、映画に出てくる車?」って思うくらい、近未来感がありました。
曲線を描く車の隣で「乗ってる風」のポーズを撮ったら、背景の照明まで計算されているようで、後から見返しても“映画のワンカット”みたいな仕上がり。
(※車の中に乗ることはできませんが、近くで写真OKです)
帰国後、その写真をスマホの待ち受けにしたくらい気に入っています(笑)。
BMWの歴史と技術がわかる展示|私のいちばんの推しポイント
私は昔、教習所のビデオで見た「90年代のBMW」にひと目ぼれしてからBMWが大好きになったんです。
なので、展示の中に当時のモデルを見つけた瞬間、思わず「わ〜っ」と声が出てしまいました(笑)
大きなスクリーンでは、車の開発ストーリーやデザインの裏側も見られて、まるで舞台の“メイキング映像”を見ているような気分。
宝塚と同じで、表に見える美しさの裏にある努力や工夫が見えるのがすごく好きなんです。
展示そのものが“エンタメ体験”|ミュージアムをもっと楽しむポイント
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事前にアプリやガイドをチェックすると◎
英語やドイツ語の音声ガイドがありますが、日本語の資料は少ないので、気になる方は少し調べてから行くとより楽しめます。 -
午前中の早い時間に行くと比較的すいています。
私が行ったのは朝10時すぎ。ゆっくり写真を撮ったり、展示をじっくり見たりできました。 - 館内にはイートコーナーもあります。 サンドウィッチなどの軽食やビール(さすがドイツ!)も販売していました。
チケット・アクセス情報(2025年時点)
アクセス | 地下鉄U3線「Olympiazentrum」駅から徒歩5分 駅を出ると、すぐにBMW本社ビルや博物館の屋根が見えてきます |
開館時間 | 火曜~日曜 10:00〜18:00 (休館日:月曜日) |
入 場 料 | 大人:€10ユーロ 学生:€7(パスポートなど証明書が必要) 18歳未満:無料 |
チケット購入方法 | ・当日券 → 現地で購入可 ・オンライン → BMWの公式サイトから事前購入可 公式チケット購入サイト(英語)あとでリンクを貼る |
まとめ|BMWファンも初心者も楽しめる“走るデザインの美術館”
ミュージアム=車の知識より“感性”で楽しむ場所
正直、私は“車の性能”というより“車の雰囲気”に惹かれるタイプです。
このミュージアムでは、金属の質感、光の演出、展示の空間設計から、車という工業製品が“時間をまとう芸術”になる瞬間をいくつも目撃しました。
ここで体験したのは、情報ではなく感覚の旅だったと思います。
未来のワクワク感もしっかり味わうことができましたよ。
次回はBMWヴェルトでの試乗体験も妄想中!
BMWミュージアムの隣には「BMWヴェルト(Welt)」という展示・体験施設があります。
ここでは実際の試乗体験や、車の受け取りシーンなどを見ることができる“動くショールーム”。
私は次回の訪問時、このBMWヴェルトで、まさに“推しと共演する”ような感覚で試乗体験をしたいと妄想中です。
館内のスロープや照明空間もまた、「レビュー風構成」に近く、舞台好きにはたまらない設計でした。
次の記事では、BMWヴェルト編として「推しと舞台に立つような乗車体験」の様子をお届けする予定です。
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