ミュンヘンの老舗グルメショップ「ダルマイヤー(Dallmayr)」は、300年以上の歴史を誇る格式ある名店。
観光スポットとしても有名ですが、実際に訪れると「どこから見ればいいの?」「何を買えばいいの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ダルマイヤー本店の1階フロアを中心に、売り場の構成や人気商品、価格帯、効率的な回り方まで、初めての方でも安心して楽しめるように、実体験を交えて詳しくご紹介します。
1階フロアは「美食の宝庫」|まるで高級デパ地下のような空間
1700年代から続く老舗の高級食料品店で、バイエルン王室御用達としても知られる存在。
現在の本店はマリエン広場から徒歩3分ほどの場所にあり、観光客だけでなく地元の人々にも愛されています。
ダルマイヤーの1階は、まるでヨーロッパの高級デリカテッセン。
クラシカルな内装に包まれた空間には、選び抜かれた食材やスイーツ、飲料が美しく並び、まさに“美食の宝庫”といった雰囲気です。
紅茶やコーヒー、チョコレート、チーズ、ハム、パン、ワインなど、ジャンルごとに専門のカウンターが設けられており、どこを見ても目移りしてしまうほど。
1階はグルメショップ、2階はカフェ&レストラン、地下にはワインセラーがあります。
今回はその中でも、最もにぎわう1階フロアにフォーカスします。
1階フロアの全体像と売り場マップ
1階は、紅茶・コーヒー・チョコレート・チーズ・ハム・パン・ワイン・ギフトなど、食にまつわるあらゆるジャンルが揃う空間。各コーナーはジャンルごとに分かれており、以下のような構成になっています。
初めて訪れたとき、あまりの美しさと品揃えの豊富さに圧倒されました。
どこを見ても整然としていて、まるで美術館のよう。紅茶の香りに誘われて足を止め、チーズ売り場では地元の方と会話が弾み、パンコーナーでは焼きたての香ばしさに思わず笑顔に。五感で楽しめる空間です。
| エリア | 主な商品 | 特徴 |
|---|---|---|
| 正面入口 | 紅茶・コーヒー・チョコレート | ダルマイヤーの定番商品が並ぶ |
| 左奥 | チーズ・ハム・ソーセージ | 地元客にも人気。試食できることも |
| 右奥 | パン・焼き菓子 | 焼きたての香りが漂うエリア |
| 中央 | ギフト・詰め合わせ | 季節限定パッケージも豊富 |
| 左手前 | ワイン・リキュール | ソムリエが相談に乗ってくれることも |
| 奥の階段 | 2階カフェへ | ▶︎2階カフェの体験記はこちら |
人気商品と価格帯の目安
| 商品カテゴリ | 価格帯 | サイズ感 | 持ち帰りやすさ |
|---|---|---|---|
| 紅茶・コーヒー | 約6〜12ユーロ | 小缶・袋入り | 軽量でスーツケースに収まりやすい |
| チョコレート | 約5〜20ユーロ | 小箱・缶入り | 割れやすいが丁寧に梱包してくれる |
| チーズ・ハム | 約3〜8ユーロ/100g | 真空パック対応 | 保冷バッグ(有料)あり |
| パン・ペストリー | 約1〜5ユーロ | 小ぶり | 食べ歩きにも◎ |
| ワイン・酒類 | 約10〜50ユーロ | 750mlボトル中心 | 重量注意。配送相談可 |
特に紅茶やコーヒーは、香りの良さとパッケージの美しさから、お土産にも自宅用にも人気。チョコレートは1粒から選べるカウンターがあり、好みに合わせて詰め合わせることもできます。
店内を効率よく楽しむためのポイント
ダルマイヤー本店の1階は見どころが多く、つい時間を忘れてしまいがち。
限られた滞在時間でもしっかり楽しむために、以下のポイントを押さえておくとスムーズに回れます。
1. お買い物ルートは「入口から時計回り」が基本
自然な動線で全体を見渡せるので、迷わず効率よく回れます。
- 正面入口:紅茶・コーヒー・チョコレートの定番商品が並ぶ。香りを試せることもあり、まずはここからスタート。
- 左奥:チーズ&ハムの売り場。試食できることもあるので、気になる商品があればスタッフに声をかけてみましょう。
- 中央:ギフトコーナー。季節限定パッケージや詰め合わせが豊富。お土産候補を早めにチェック。
- 右奥:パン・焼き菓子コーナー。焼きたてのブレッツェルやクロワッサンは、その場で食べるのもおすすめ。
- 左手前:ワイン・リキュールコーナー。重たい商品は最後に選ぶのがベター。配送サービスも利用可能です。
2. 滞在中の時間帯を選ぶ
- 開店直後(9:30〜10:30)は比較的空いており、落ち着いて商品を選べます。
- 午後になると観光客が増え、人気商品が売り切れてしまうことも。特にギフト用の紅茶やチョコレートは午前中のうちにチェックしておくのが安心です。
3. 買い物のコツ
- 気になる商品はその場で確保:後で戻ろうと思っても、すでに売り切れていることがあります。見つけたら迷わずカゴへ。
- 要冷蔵品は最後に購入:チーズやキャビアなどの冷蔵商品は、買い物の最後にまとめて購入するのがベスト。店内で保冷バッグ(有料)も販売されているので、活用すると安心です。
4. 2階カフェでひと休み
買い物を終えたら、1階奥の階段を上がって2階のカフェへ。
クラシックな内装と落ち着いた雰囲気の中で、紅茶やケーキをゆっくり楽しめます。
私も買い物のあとに立ち寄りましたが、静かな空間でお気に入りの紅茶を味わいながら、紙袋の中身を眺める時間は、旅の中でも特に印象的なひとときでした。
人気&定番商品:迷ったらこれをチェック
初めて訪れると、どれも魅力的で目移りしてしまうダルマイヤーの1階。
ここでは、特に人気の高い定番商品をジャンル別にご紹介します。
- 紅茶(ティーバッグ/リーフ)
香り高く、缶入りはギフトにも最適。価格は50g缶で約6〜10ユーロ。
おすすめ:Earl Grey、Darjeeling First Flush
店頭で缶を開けて香りを試させてもらい、Earl Greyを選びました。
帰国後に淹れた一杯は、旅の余韻を思い出させてくれる特別な時間に。
- コーヒー豆(オリジナルブレンド)
250gで約8〜12ユーロ。中煎りで飲みやすく、ドリップにもエスプレッソにも◎。
普段は紅茶派の私でも、プロドモのまろやかさには驚きました。
ミルクとの相性も良く、朝の一杯にぴったりです。
- チョコレート&プラリネ
1粒ずつ選べるカウンターあり。小箱入りは10ユーロ前後から。
要冷蔵品もあるので、持ち帰りには保冷バッグ(有料)を利用すると安心。
ナッツ入りのプラリネをいくつか選んで詰め合わせに。
見た目も美しく、ひと粒ごとに異なる味わいが楽しめました。
- チーズ・シャルキュトリー
地元産のハードチーズや、手作りソーセージが人気。
100g単位で購入可能。
価格は100gあたり3〜8ユーロ程度。
スタッフにすすめられて試食したチーズは、クセが少なくコクがあって絶品。
ホテルの冷蔵庫で冷やして、夜にワインと一緒に楽しみました。
- パン・ペストリー
クロワッサンやブレッツェルは1〜3ユーロ。
朝食や軽食にもぴったり。
焼きたてのブレッツェルをその場で購入し、マリエン広場のベンチでひと休み。
外はカリッと、中はもっちりで、旅の合間のご褒美にぴったりでした。
- ワイン・リキュール
ドイツ産の白ワインや、ダルマイヤーオリジナルのリキュールも。
価格帯は10〜50ユーロ前後。配送サービスもあり。
ハーフボトルの白ワインを購入し、帰国後に特別な日のディナーで開けました。
香り高く、旅の思い出がよみがえるような味わいでした。
2階カフェへの導線もスムーズに
買い物を終えたら、ぜひ2階のカフェへ。
1階奥の階段を上がると、クラシックな内装のカフェスペースが広がります。紅茶やケーキをゆっくり楽しめる空間で、買ったばかりのチョコレートを持ち込んで味わうのも◎。
2階カフェの雰囲気やおすすめメニューは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
アクセス・営業時間・支払い方法
ダルマイヤー本店を訪れる前に、基本情報をチェックしておくと安心です。観光の合間にも立ち寄りやすく、支払い方法も充実しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | Dienerstraße 14–15, 80331 München, Germany |
| 最寄駅 | Uバーン/Sバーン「Marienplatz(マリエン広場)」駅から徒歩約3分 |
| 目印 | 新市庁舎を背にして左手方向。クラシカルな外観が目印 |
| 営業時間 | 月〜金:9:30〜19:00 土曜:9:30〜18:00 日曜・祝日:休業 |
| クレジットカード | Visa、Mastercard、American Express など主要ブランド対応 |
| その他の支払い方法 | デビットカード、現金も利用可 |
| タックスフリー | 対応(一定金額以上の購入で申請可・パスポート要持参) |
| 公式サイト | https://www.dallmayr.com |
ダルマイヤー本店1階は「味わうミュージアム」
ダルマイヤー本店の1階は、ただの買い物スポットではなく、五感で楽しむ“美食のミュージアム”。高級感がありながらも、スタッフの親しみやすさや、地元の人とのふれあいが心に残る、特別な場所です。
紅茶・コーヒー・チョコレート・デリ・ワインなど、売り場の構成を事前に知っておくと、当日は迷わずスムーズに回れます。また価格帯や持ち帰り方のポイントを押さえておくと、買い物がさらに楽しくなります。
「本店をしっかり楽しみたい」「迷わず回りたい」「リアルな体験談を知りたい」──そんな方にとって、この記事が旅のヒントになれば嬉しいです。
こちらの記事では、2階カフェで過ごした優雅なティータイムについて紹介しています。

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