6.ミュンヘンで見つけた“宝塚的カフェ”5選|街角のロマンを味わう

「せっかくミュンヘンを旅するなら、観光だけじゃなくて、ときめくカフェにも行きたい」
そんな方に向けて、この記事では宝塚ファンの感性で厳選したミュンヘンのおすすめカフェ5選をご紹介します。

  • “舞台の余韻”を旅先で味わえる“ときめきと癒やし”カフェをご紹介

  • アクセス・住所・営業時間、旅行中にも使いやすい基本情報を掲載

 

—— どのカフェも、宝塚ファンならではの感性で選んだ、“ときめきと癒やし”の空間です。

旅行中の休憩スポットを探している方にも、観劇後の余韻を楽しみたい方にもぴったりの内容になっています。

 

宝塚ファンにおすすめ!ミュンヘンで“世界観に浸れる”カフェ5選

 Café Luitpold|“貴族の舞踏会”の余韻に包まれる、老舗の大理石カフェ

2023年4月の平日朝9時すぎ。

オープン直後、音の反響だけが大理石の空間に響いていて、まるで客入れ直前の劇場のような静けさが漂っていました。

私は奥の窓際席に座り、甘く香るアプフェルシュトゥルーデルとしっかり苦めのコーヒーをゆっくりと味わいました。

クラシック音楽に耳を傾けながら
、観劇ノートに「この照明、まさに“王妃の紅茶シーン”」と書き込んだ瞬間、自分の中の舞台スイッチが入ったのを感じました。

手帳を開き、「この照明…たぶん“王妃と侍女の紅茶シーン”の再現」とメモ。

すると、不思議と背筋が伸びて、観客モードから役者モードへと気分が変わっていくのがわかりました。

何度でも帰りたくなる“余韻の舞台”のような場所です。

  • 住   所:Briennerstr. 11, 80333 München
  • 最 寄 駅:U-Bahn「Odeonsplatz」駅 徒歩2分
  • 営 業 時 間:8:00〜22:00(日曜は9:00〜20:00)
  • 公式サイト:

Café MAELU|レビュー衣装のような彩りに包まれる、大人のパティスリー空間

レビュー衣装のような彩りに包まれる、大人のパティスリー空間

2022年10月、観劇翌日の午後15時前に訪問。

ショーケースには宝石のようなケーキが整然と並び、まるでレビューの衣装ラックを覗いている気分に。

階段を上がって2階サロンへ入ると、白と黒のインテリアが気持ちをスッと落ち着けてくれました。
読書をしていたご婦人が紅茶を口に運ぶ所作が美しく、心の中で思わず“次回作の娘役候補”に認定してしまったのは秘密です。

ここは、私にとって衣装パレードの余韻を整える場所でした。

  • 住 所:Theatinerstraße 32, 80333 München
  • 最寄駅:U-Bahn「Odeonsplatz」駅 徒歩4分
  • 営 業 時 間:10:30〜18:00(土曜は〜19:00)/日曜休
  • 公式サイト:

Café Glockenspiel|窓から広場を眺めて妄想が始まる、“プロローグ席”のような特等席

訪れたのは日曜の午後3時。

マリエン広場に面したカフェの窓際席からは、仕掛け時計のカリヨンがちょうど演奏を始める時間帯。
人々が立ち止まり、上を見上げるその姿はまるで観客席。

私の席はまさに舞台袖から全体を見渡す特等席でした。

紅茶の湯気越しに見る街の動きが“群舞”にしか見えず、物語が静かに始まる気配を五感で感じられたひとときでした。

  • 住 所:Marienplatz 28, 80331 München
  • 最寄駅:S-Bahn「Marienplatz」駅 徒歩1分
  • 営 業 時 間:9:00〜23:00(日曜 10:00〜18:30)
  • 公式サイト:

Café Kreutzkamm|“デュエット前の静けさ”が流れる、正統派ティータイム

平日の10時ごろ、街歩きで少し足が疲れていた頃にふと見つけた伝統的なティーサロン。

入った瞬間、紅茶の香りと優しい照明が疲れを静かに包み込んでくれました。
真っ白なテーブルクロス、丁寧な手つきでサーブされるティーポット。

観劇ノートを開いた瞬間、舞台で一番静かな「デュエット前の間(ま)」が自分の中にも訪れたように感じました。

五感を整えるための“静の時間”にぴったりです。

  • 住 所:Maffeistraße 4, 80333 München
  • 最寄駅:U-Bahn「Odeonsplatz」駅 徒歩4分
  • 営 業 時 間:月〜金 8:00〜18:00/土曜 10:00〜18:00/日曜休
  • 公式サイト:

Dallmayr Café-Bistro|重厚な空間がくれる“舞台の余白”、クラシックな午後の過ごし方

金曜の昼下がり、賑わう食材フロアを抜けた先にある、まるで別世界のようなカフェ空間。

深紅のチェアと重厚な壁、照明のやわらかな陰影が“舞台の余白”をつくりだしていました。

銀のカトラリーがキラリと光ったとき、「ここで王妃が紅茶を飲むシーン、確実にある」とひとり妄想スイッチがオン。

静かで格式ある空気のなか、観劇と日常の間を優雅につなぐ“幕間”を過ごせる場所でした。

  • 住 所:Dienerstraße 14-15, 80331 München
  • 最寄駅:S-Bahn「Marienplatz」駅 徒歩3分
  • 営 業 時 間:9:30〜18:00(月〜土)/日曜休
  • 公式サイト:

ミュンヘン|舞台の余韻に浸れる“幕間カフェ”

観劇のあとの余韻にひたりたいとき。

ミュンヘンには、その気持ちをそっと包み込んでくれる“静かな舞台”のようなカフェがたくさんあります。

香りの立つ紅茶を一口、窓から斜めに射す光、銀のスプーンが白いクロスに落とす影…。

何気ない瞬間が、どこかで観たあの舞台の記憶にリンクしていく感覚。
こんな感性の旅は、観劇という時間を重ねてきた人だからこそ味わえるものなのかもしれません。

旅先の午後、あなたの“幕間”にも、こんな舞台があらわれますように。

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